海外で何かを作って売ってみたいけど、難しそうだし何から始めたら良いかわからないと思っている方は結構いるのではないでしょうか。
私も実際そう思っていましたし、今もしっかり思っています!!笑
それでも現在ワーホリビザで滞在している、ニュージーランドのマーケットでたい焼き屋を始めるべくこそこそやっています。←
ワーホリビザで自分のビジネスをしている人はほとんど見かけないので(私のはビジネスと呼ぶほどのものではないですが!)、この経験が将来誰かの役に立つことを願っています。
ニュージーランドでたい焼き屋をやろうと思ったきっかけ
理由は大きく分けて二つあります。
一つは、昔から何でも良いので小さなビジネスを自分でやってみたかったこと。
ワーホリでニュージーランドに来ている今は時間がたっぷりあって、身体的・精神的制限、失うものも特にないので何かを始めるには絶好タイミングです。また、海外で、しかもワーホリビザでビジネスをしている人はあまりいないので、この経験は必ず貴重なものになると思いました。
二つ目は、たい焼きが昔から死ぬほど好きだった、と言うわけではなく(笑)いや、たい焼きは大好きですが、それよりもニュージーランドのほうが好きです。
ニュージーランドへ来て、ニュージーランドが大好きになったので、ニュージーランドに残ることを考えたとき、仕事についての不安がありました。
特に資格もなく、海外で専門的な仕事に就ける能力もない場合は、ニュージーランドで仕事をするとすれば必然的に接客業がメインになります。筆者も実際にニュージーランドではずっとレストランやカフェの接客をしていました。
それはそれで満足していたし楽しいのですが、時給は最低賃金付近で、今回のコロナ不況のような非常事態では仕事が全くないという事態も発生し得ます。
そんな中でも、「海外でも自分で何か始められる」「雇われなければ自分で仕事をつくれば良い」という自信さえあれば、状況は大きく違います。
鯛焼きビジネスで食べていけるほど世の中甘くないのは100も承知ですが、雇われしか経験のない自分と、自力で何かを始めたことのある自分だったら、後者の方がよっぽと信頼できます。
ワーホリでのビジネスをたい焼き屋に決めた理由
なぜ色々ある中たい焼き屋にしたかというと、簡単で、美味しくて、材料がシンプルで、見た目にインパクトがあって、ニュージーランドにまだ馴染みがない、という私の条件に完全一致したからです!
日本人なら全員わかっていると思いますが、たい焼きを焼くには技術はいるものの、難しい工程などなく、材料も「小麦粉、砂糖、ベーキングソーダ、水、小豆」ととってもシンプルです。
ニュージーランド人に馴染みがないということはリスクでもありますが、たい焼きの美味しさと可愛さはきっとニュージーランド人にもわかってもらえると信じていますし、何よりもうすでに大人気のSushiをやるよりかは(出来ない←)、海外で日本文化の普及に貢献出来るかもしれない方がわくわくします。
海外でたい焼きビジネスをするための最初の一歩
さて、ニュージーランドでたい焼き屋を始めようと決めたはいいものの、何から始めればよいでしょうか?
どんなお店にするか考える
- 何を売るか
- どこで売るか
- 誰に売るか
- どのように売るか
などを考えました。この時点で深く考えても、計画を進めていく中で必ず変わるのでざっくりのイメージで大丈夫だと思います。
たい焼き機を買う
たい焼きマシーンがないことには練習できないし何も始まりません。もちろん筆者はたい焼き屋で働いたことも、焼いた経験もこれまでなかったので、いくら比較的簡単とはいえ修行が必要です。
ちなみにたい焼き機はニュージーランドからネットで購入しました。日本のたい焼き屋フランチャイズのサイトで機械の値段を調べると、二連式で20万ほどしますが、私が購入したのは一連式NZD765の(おそらく)中国製です。日本円で5万円ほどなのでそこまで痛い出費ではないですね。
おまけでたい焼き液を挿入する道具とトングなどの小物が付いてきました。
ちなみに、ガス式と電気式がありますが、移動販売やパワー源のないマーケットで売ることを考えると、ガス式のほうが便利だと考えガス式にしました。
実際に使ってみて今のところ問題ないですが、安物なのでこれから使い込んでいくうちにどうなるかはわかりません。
今回は新たな挑戦の【最初の一歩編】ということで、たい焼き屋さんを始めようと思ったきっかけと、一番に何から取り掛かったかについて記録しました。次回は【準備編】にでもしようかと思います。

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