【海外バスキング】ニュージーランドの路上で書道をしてみた【実行編】

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初めにお伝えしておきますが、このブログはバスキングの内容というよりは、アラサー女が海外で初めて路上に座り込むまでの話となっています(笑)

 

三部構成の最終話です。前回の記事はこちら↓

 

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【海外バスキング】ニュージーランドの路上で書道をしてみた

📍 ハミルトン(Hamilton)センター街

 

金曜日の午後から観光がてらハミルトンへ行って、サクッとバスキングもしてしまおうという計画です。ハミルトンってほんとに大きな街なんですね。ケリケリ→タウポ→ケンブリッジと住んできたので、規模の違いを実感しました。

 

まず街をうろうろしながらバスキング出来そうな場所を探すことに。他の方のブログで、カウントダウンやパッキンセーブなどの大手スーパーの前でしている人もいましたが、いくら人が集まりやすいとはいえ個人/法人の敷地内でする勇気もつもりもなかったので、良い感じの路上を探します。

 

歩いてみて思ったのは、最初に感じたハミルトンの「都会」という印象とは対照的に、歩いている人の数はそんなに多くないということ。ハミルトンくらいの規模の街だと、スポットはいくらでもありそうに思いますが、初めて人の流れに注目して街を歩いてみて、そう簡単ではないなと。

 

例えば、メインの広々とした道や広場だとシートを引いても邪魔になりにくいし心理的にも始めやすいけど、その分通過する人のルートは様々で、わざわざ私の前を通る人は少ないでしょう。私だったら行く先に路上で座っている人がいたら距離をとります(笑)

 

だからある程度狭くて人の流れが制限されていて、なおかつ信号待ちなどで止まっている人がいる、というような場所が理想です。そして驚くことにそのような場所には、すでに路上で何かしている人がいるんですよね!笑

 

良い感じのスポットにはすでに変な歌を歌っている(悪口ではなく本当に変←)おじさん(アカペラ)と、ただ小銭入れを置いて座り込んでいるだけのおじさんがいました。

・・・え?この横ですんの?

 

でもきっとこの道ウン十年のベテランたちが選んでいるのだからもう間違いない、ここにしよう!と決めてから三時間(!)

 

その土地を知るためにその土地の寿司を食べることは礼儀(持論)なので、お寿司屋さん2軒はしご(寿司の感想書きたいけど我慢)→せっかく都会に来たのでアジアンスーパーマーケットで買い出し→その日はたまたまスタバのフラペチーノが半額だったので、とりあえずスタバ…と嫌なことを後回しにしていたらとうとうすることがなくなった!

……

 

車の中でイメトレを繰り返す。ござを持って歩いて行くまではいける、そこで急に立ち止まって、人が見てる中、道にシートを敷く…???いやっ、無理無理!道ってある地点から別のある地点まで移動するためのにあるものでしょ?でも別にだからと言って人に罵声浴びせられるわけでもないし、そもそも人ってそんなに他人のこと気にしてないよね?でもなんで仕事でもないのにわざわざ嫌なことしないといけないの?でも今しなかったら今までの準備とか全部無駄だよ?……

 

頭の中が喋る喋る。笑

 

だいぶ葛藤を繰り返した後、覚悟を決めて車を出る。目的地点に到着。

 

スルーしたよねwwまあとりあえず一回スルーして、様子を見よう。おじさんももういなくなったことだし。近くのベンチに座ってまた葛藤。

 

もう勢いで行くしかない!

スッ!スタスタ……

ペロンッッ!

(シート敷けたぁぁぁ!歓喜)

 

もうここからはただ準備して座って待つのみ。ドキドキしながら座っていると「なになに?頑張れ!」と声をかけてくれる人もちらほら!有り難い。涙

 

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写真撮った時見事に誰もいないw

 

そしてしばらくしてから大学生の息子と母親が立ち止まってくれました!息子は大学で日本語を習っているそう!記念すべき1人目、自分が思っている以上に緊張していて筆を持つ手がブルブル震えました。彼と、お母さんの名前を書いて、簡単に意味を説明して、初めてチップを頂きました。

 

その時はそれが精一杯でしたが、今思うと当然もっとクオリティの高い字を書きたかったし、「私は今初めてこの活動をしていて、あなたが最初のお客さんで、本当に嬉しくて感謝している」と伝えたかったし、何なら記念写真も撮りたかった…。何もできなかったのも最初の思い出ですね。

 

その後やんちゃそうな子どもが書いてと言ってきて、書いたらまた戻ってきて、友達の分といとこの分もよろしく、って(笑)何枚か書いて子供が去った頃には人通りもほとんどなくなったので退散しました。

 

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金曜日だったので5時過ぎから始めましたが、それまでいた子連れファミリー層がいなくなり人通りは一気に減ったので、時間帯は完全に間違えました。(やっぱりおじさんが正しかったのか…)

 

色々ありましたが、こうして初めてのニュージーランド/ハミルトンでの書道バスキングは幕を閉じました。

 

最初は本当に緊張して胃が痛かったものの、一度座ってしまえば心理的にはまだマシになるし、意外と目が合うと笑顔をくれる人が多かったことが印象的でした。

 

 

📍 ケンブリッジ(Cambridge)メインストリート

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次の日は天気が悪い中ケンブリッジのメインの交差点でバスキング開始。気持ちがハイのまま慣らしたほうがいいかなと。さすがに二日目なので葛藤時間30分くらいでいけました!笑 ただ土曜日なのに歩いている人がほとんどいない!

 

気づいたことは、人口数だけ見たらある程度の町でも、駅がない=車社会のニュージーランドでは歩行者は本当に少ないということ。ケンブリッジやタウポくらいの規模の町だと、たとえタウンセンターでも行きたい店があればそのお店の真ん前に車を停めて、用事が済んだらまた車に直行というパターンがほとんどです。パーキングを探さなくても道に無料で停められるので歩く必要がありません。

 

ということで、この日は何人か話しかけてくれる人はいたものの、誰にも書いてといわれないまま雨が降ってきたので退散しました。

 

 

📍 ケンブリッジ ファーマーズマーケット

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次の狙いは脱路上。毎週土曜日の午前中に開催されている地元のマーケットで出来たらなと思い、直接事務局に問い合わせてみました。あまり期待はしていませんでしたが、「何かを売ることは出来ないけど、ドネーションなら全然大丈夫だし、大歓迎だよ!」と素晴らしい返事をもらえたので、当日早起きしてマーケットへ。

 

この日は天気も良くてたくさんの人で賑わっていたので、場所としては最高です。最初こそあまり声がかからなかったものの、一度誰かが立ち止まると他の人もおやおやと見てくれるので、何やかんやでトータル24人の方の名前を書き、それ以上にたくさんの方に声をかけてもらいました!

 

ラグビーワールドカップ日本大会(その日はちょうどオールブラックスの準決勝)の話をしたり、前に日本に行ったよ!って教えてくれる人や、日本人の旦那さんがいる人、WHOOFをしに来てる日本人の女性にも会いました。

 

やっぱり路上とは違って楽しむために来ている人しかいないし、一つの空間なので一体感があってピースフルな雰囲気が居心地の良さの理由です。たくさんの出会いと笑顔に癒され、何かとてもシンプルで大切な感情を少し取り戻せた気がします…。

 

あっという間に時間が過ぎ、ちょうど筆ペンのインクもなくなったので帰ろうとしていたら、前で野菜を売っていたおじちゃんが大量の朝採り野菜をくれたりもして。泣

 

 

初の海外書道バスキングを通して感じたこと

 

正直、“このバスキングという経験を通して何か嫌な体験をすることがあっても仕方ない”と思っていましたが(運が悪ければ歩いているだけで「F**k」とか言われるアジア人もいる)、今のところ誰一人として失礼な言葉や態度をとってきた人はいませんし、むしろこのよくわからないことをしている見慣れない外国人に対してリスペクトの心を示してくれたのです

 

たまたま私が運が良かっただけかもしれません。でも、この経験は確実にニュージーランドをもっと好きにさせてくれたし、この土地で生きていく自信にも繋がりました。

 

どれだけの人がこのような経験をしているのかわかりませんが、「今まで思いもつかなかったことをやってみる」がしやすいというのもワーホリの醍醐味です。ワーホリに限らずですが!

 

外国に住んでいると、割合として“行動力とセンスと思考力を兼ね備えたような人”に出会うことが多いので、「自分は…」なんて思ったりもしますが、私のような凡人でもとりあえずしょぼくやってみたら出来たし、何より楽しかったので、きっとあなたのしょぼい挑戦も上手きます!笑

 

素敵な一日になりますように。

(↑こういう一文で締めくくっちゃうほどには今心が豊かw)

めめ(@nemuiusag_

 

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